MOTHER3

MOTHERシリーズ最終章。
MOTHER3クリアしました♪


率直なコメントを言うと。この三作目はちびっ子にやらせたくない!!


ストーリーや登場人物のセリフが奇妙奇天烈なのは前作までも
同様で、このシリーズの特徴とも言えると思うんだけれど、
今回はどうも、さらにおかしい。
ファンだった自分でさえ、気持ちが悪くなってしまう時があった…。


何故かというと、多分前作までは執拗に避けていた「人の死」
と言う表現を、今作では隠さずに使用しているためではないかな。と思う。


その所為で妙に生々しいストーリーで、怖ささえ感じてしまう。


で、肝心のストーリーの終盤は2作目をプレイしていないと、
なにがなにやら。だと思う。ホントにw


クリアした後、自分の中では、
MOTHER3MOTHER2外伝という位置づけになりました。


MOTHER2をプレイした人には3はオススメするかな。
でも全体的に2の方が面白かったなぁ…。

MOTHER3
MOTHER3
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おすすめ度の平均: 4.88
5 泣きそう
5 ついに!
5 MOTHERよ、お帰りなさい。

以下ネタバレです。嫌な人は読まないで


前作MOTHER2での話にさかのぼります。


前作の主人公のネス達が旅の最後にギーグを倒した後、
ポーキーはこんなセリフを吐いて、姿を消す。

ポーキー
「ネス!ぼくは、今はつまり、そのあえて逃げるような行動をとる。
 どこかの時代にもぐり込んで、ひとまず次のプランを練るつもりさ。
 縁があったら、また会うさ。シーユーアゲイン!
 ほんとにカッコイイのはどっちかな?!」

さらにはエンディングの最後にこんなシーンが挿入され、
TO BE CONTINUED・・
MOTHER2の物語は終わる…。

トレーシー(ネスの妹)
「誰か、ノックしてるみたい。下品な叩き方だなあ。」
ママ(ネスの母)
「こんな時間に誰かがドアををノックしてるみたい。
 ネス!出てちょうだい!」
 

ピッキー(ポーキーの弟)
「ポーキーにいちゃんからネス宛ての手紙が届いていたんだ!
 スタンプもないし、郵便屋さんが来るような時間じゃないし…
 でもとにかく持ってきたよ。
 「ここまでおいで!おしりペンペーン」…だって。
 …どこにいるんだろう?」

この手紙はスペーストンネルを使って、
タツマイリ島へ行ったポーキーからの手紙。と考えるのが自然だ。


タツマイリ島では最終的に
MOTHER3の主人公であるリュカ達に絶対安全装置に閉じこめられてしまう。
この絶対安全装置とは、アンドーナッツ博士とどせいさんたちが
協力して作った装置で、中には入れば絶対に安全!と言う素敵な装置。


なのだが…。


まだ、試作品で重大な欠点があった。
それは…。
一度入ると外からも中からも開けられない。と言うこと…。
その欠陥を知らず、ポーキーは自らその装置に逃げ込んでしまう。


そして、悲しいことにポーキーは自分の体を改造し、
既に不死の体にしてしまっていた…。


つまりは、永遠に…。


思うに、


ギーグの正体はポーキーだったんじゃないだろうか…。


根拠となるキーワードは

  • ネスに執着
  • 時を超える能力
  • 機械の技術力
  • 永遠の命
  • 永遠の苦しみ


そう考えると悲しくなった。