FSMとPS

via Radium Software Developemnt

LSI設計において、状態を表現する為にステートマシン回路が用いられる。この状態は有限で限られた状態しか取らないので、FSM(Finite State Machine)と呼ばれる。
でもまぁ、ある程度大規模な回路になってくると、このFSMの数が増えてしまい色々と弊害が出てくる。一つは検証が困難になる事。一番タチが悪いのが現実的にそんな状態になる事は無いのに、そんな状態を定義してしまっている事。昔からちょこちょこと治して大切に使用している回路の場合にこのケースが多い。消しても問題ないはずなのに、怖くて消せない。
そんなFSMなんて使うのはやめてしまえ!

  • プランニングシステム

「システムに対してルールとゴールを提示することにより,自動的に問題解決のパスを求める」というコンセプト

遺伝的アルゴリズムですかn。
といっても、FSMでの状態管理は実装しやすいし、理解しやすいです。出来るだけ少ない状態を作りましょう。それからミーリ型じゃなくて、ムーア型を使う様にしてくださいな。
#ムーア型使うと状態が多くなってしまうのだけれどね…。

  • ミーリ型

ステート内に条件分岐を持つため、分岐が多くなると遅延も大きくなり、タイミングが厳しくなる。

  • ムーア型

分岐無し。一つの状態に一つの出力のみ。


研究テーマ素案その一でした。
#イタタ。二日酔いです…;;